開幕の筑波、第2戦のオートポリスと2戦連続のポールトゥー2位。
絶対的なスピードは見せながらも、戦略やマシンセットの詰めの甘さや天候で勝利に今一歩届かないレースが続いた序盤の2戦。
約3ヵ月の長いインターバルを終えて迎えるのは、GP125クラスにとって3戦目となる宮城県スポーツランドSUGO。
アップダウンに富んでいて、ハイスピードなコーナーが続くレイアウトとなっているが、オートポリス同様に山の天気は変わりやすく、天候が安定しないのも特徴。
濃い霧で包まれ、レースや走行スケジュールに影響が出ることもしばしばである。
8月上旬に行なわれたタイヤメーカー合同テストでは相変わらずの好調ぶりを発揮。
決して良いとは言えない路面状況の中、早くも自己ベストタイムの1’35秒台でラップを重ね、異次元の速さでクラストップタイムをマークしていた。
しかしレースウィークの金曜日に行われたART合同走行で思わぬ転倒を喫することとなる。
暑かったテスト時に比べると路面温度が大幅に低下しており、違うタイプのタイヤに合わせた車体のセッティングが出ていなかったのが原因。
しかも今週末は天候が安定せず、時折雨が降ったりやんだりの微妙な天気となっている。
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