2010年も遂に最終戦を迎えることになった。 |
心配された台風の直撃こそ無かったものの、ウェットコンディションとなった予選日。 風もほとんどなく10時過ぎから予定通りGP-3クラスの予選が開始された。 レインコンディションではあるが雨は既に止んでおり、予選が進むに連れ路面の状況は変化し、特に西コースでは徐々にライン上が乾いていく部分も出てきている。 徳留は路面の状況とフィーリングを掴みながら徐々にペースアップ。残り10分となった頃には5番手あたりに順位を上げていた。 しかし予選終盤には転倒者が続出。各所でイエローフラッグが掲示され、不運にも大事な所で前のライダーを抜けずじまい。 余力を残しながら3列目9番手で予選を終えた。 |
台風一過の秋晴れとまではならないが、好天に恵まれた日曜の鈴鹿サーキット。 路面のコンディションはドライとなった! |
予選のレインセッティングから、ドライセッティングへ戻し、決勝のタイヤチョイスも金曜に使ったタイヤよりワンランクソフトなタイヤへ変更。 朝のウォームアップ走行では、決勝レースで使うタイヤの皮むきを2周行った。 その後ピットへ入り、前後ユーズドのスリックへ交換し再度コースイン。 2周目に2’22”599をマークし、9番手で朝のウォームアップセッションを終了。 |
3列目インサイドが今回のスターティンググリッド。 |
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最終戦なので優勝・表彰台と狙っていましたが、スタートミスで出遅れてしまい、それが後まで響きました。 僕のマシンは西コース全体では相性が良く、またストレートも良く走っていましたが反面、東コースのS字区間で苦労していました。 中盤までトップ争いに追い付く所までは良かったのですが、その後ついて行けなくなり、また転倒した車両にコースを塞がれた事もあって更に離されてしまいました。 最終的に5位争いとなったものの、S字区間の旋回性も終盤になって良くなり、後続を引き離すことは出来ました。 しかし、表彰台に届かず残念です。 今年は新たにチームアライアンスを立ち上げての参戦となり、短期間での体制づくりに沢山の方々に応援・協力して頂きました。 中盤戦までマシンの調子が上がらず苦しみましたが、チームのみんなが常に前向きに頑張ってくれたお蔭で、何とか終盤戦には調子も上がってきました。 ランキングは7位となりましたが、僕にとって相性の良い数字なので来年は期待が持てます。 来シーズンについてはまだまだこれからですが、開幕戦からいいレースが出来るよう、これから体制造りに頑張って行きます。 今シーズンは皆さまの応援・協力頂きありがとうございました。 今後とも宜しくお願い致します。 |