J-GP2の第4戦目はツインリンクもてぎで開催

昨年J-GP3クラスでポールスタートから2位以下に約17秒の大差をつけ完全優勝を挙げたツインリンクもてぎが舞台。
ツインリンクもてぎは、複数のストレートを比較的小さいコーナーで繋ぐストップ&ゴーのレイアウト。
フルブレーキングでの安定性とストレートへ向けての加速のしやすさが特に重要なコースである。
秋にはMOTOGP世界選手権が開催されるなど、関東地方のモータースポーツの中心的な存在でもある。

徳留は雨の菅生ラウンドを7位で終え、J-GP2マシン、SPEED UPの走らせ方とセットアップの方向性を掴み始めていた。
そして、SUGOのレースの2週間後に行われるもてぎでのテストまでに、マシンのネガティブな部分を少しでも解消しようとマシン改良の為走り回った。
もてぎでの事前テストではライディングとマシンのセッティングで試行錯誤しながらも、トップとのタイム差も少しずつ詰めてきており、まずまずの結果となった。

同じく好天に恵まれたレースウィークに入ると、テストではそれほど起こらなかったマシンのウォブリング(振られ)に悩まされる事となる。
トップとのタイム差は徐々に詰まってきているが、更なるタイムアップの為に対策を練らなければならない。

6月10日 土曜日 天気:晴れ 路面コンディション:ドライ

公式予選  17位 1´57"789
40分で行われる公式予選。天気にも恵まれ気温も上がり路面温度も50度近くまで上昇。決勝日も同様の天気が見込まれるため、硬めのコンパウンドのタイヤテストも兼ねた予選となる。
しかし予選開始早々に徳留のマシンにトラブルが発生してしまう。エンジンの回転が高回転域で正常に回らず頭打ちしてしまうトラブル。

40分間の予選中に再三ピットに入り原因を突き止めようとするが解決出来ない。仕方なく残り10分をパワーの出ない不完全な状態で走り、これまでの自己ベストタイムより2秒遅れる1分57秒留まり。
残念ながら6列目17番手グリッドとなってしまった。
燃料系か電気系か。トラブルの原因となりそうなパーツを総取り換えして日曜日に挑む事となった。

6月11日 日曜日 天気:晴れ 路面コンディション:ドライ
ウォームアップ  12位 1´55"833
複数のパーツを交換した為昨日のトラブルは解消しマシンは正常に走るようになった。
朝9時前の走行では路面温度は30度とまだ低めであったが、硬めのタイヤの感触も掴めたのか自己ベストをコンマ1秒更新し12番手タイムで終了。
ただ、決まっていない足回りのセッティングは常に悩みの種である。
正午過ぎの決勝レースには気温路面温度も上昇。22周という長丁場のレースでどこまで順位を上げることが出来るか。
徳留のスターティンググリッドは後方6列目。最近得意となっているスタートでジャンプアップをと期待するが、今回は何とそのスタートを失敗。
1コーナーまでの加速で大きく出遅れ、第1コーナー進入時点では後ろには僅か2台のみ。その後オープニングラップに2台をパスし15位でコントロールラインを通過。
その後はいつもの追い上げペースではなく、ややゆっくり目に順位を上げていく。4周目に稲垣、8周目に岩崎が転倒し11位に上がる。
14周目にじりじりと追い詰めた大木をパスし10位。15周目に三原の転倒で9位に上がる。
残り周回が5周となった18周目。序盤から一緒に順位を上げて来ていたケミン・クボをバックストレートに続く90度コーナーでパスし8位に上がる。
そこからペースアップした徳留は残り2周となる21周目に自己ベストラップをマークしながら後続を振り切り8位でチェッカーを受けた。

スタートでの出遅れと予選でのトラブルは痛かったが、それでも何とかシングルに入れたのは不幸中の幸いと言えるだろう。
沢山の協力者に支えられながら、ダンロップタイヤを標準使用するMoto2マシンSPEED UPをブリヂストンタイヤとJGP‐2クラスに合わせ徐々に仕様変更。 もちろん走らせ方も試行錯誤しながら毎レースごとにマシンと共に進化している。

ポイントランキングでは今回徳留は13ポイントを獲得し44ポイントで9位の石塚と同ポイント。前回より順位を2つ上げる。
シリーズが進むに連れどこまで上げる事が出来るか。

次戦は6月24・25日。九州産まれの徳留にとっては地元となる大分県オートポリスでの開催だ。

今年初のドライコンディションでのレースとなりましたが、スタートで大失敗してしまいました。何時もと違いクラッチを切ったままスタートを待っていた為にミートの際クラッチの繋がる感じが変わり、ウイリーしてしまい加速で遅れてしまいました。
ほぼフルタンクでの序盤は特にブレーキングが難しく急速な追い上げが出来ませんでした。最終的に追い付いたグループを振り切ることが出来、8位となりました。
スタートでの失敗が無ければもっと前で走れていたと思うし、色々比較も出来たと思うので残念ではありますが、予選でトラブルが出てくれたのは不幸中の幸い。ある意味救われました。
まだまだマシンは速く走れる状態ではありませんでしたが、走らせ方とセットアップの今後の課題 がまた見えてきました。

次は地元九州のオートポリス。勿論得意なサーキットですし、先週行われた事前テストでは走り込みと共にマシンのセットの方向性も探れたし、コースとマシンの相性も良いのではないかと思いました。

いつも応援して頂いている沢山のスポンサー様、ファンの皆さん、そしてプラスワンの松永氏を始めチームの皆に感謝しています。
引き続き応援宜しくお願い致します。