2014 オートポリス



J-GP3クラス2戦目の舞台はツインリンクもてぎ。
今回このクラスのみ土曜日、日曜日と2レース行われる。

オートポリステストでの怪我の回復具合は順調で、完調ではないもののライディングへの影響は無くなってきている。
一週間前に行われた事前テストでは、オートポリスから調子の出ないマシンの原因究明に時間を費やす事になり、マシンセッティングまで進んでいなかった。

金曜のART合同走行では5番手タイムと徐々に調子を上げて来ている。


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ブリヂストン
第1レース
第2レース
HONDA

公式予選1回目

朝8時スタートの45分の公式予選。
開始序盤は柔らかめのタイヤで予選を戦うが、後半には決勝に備え硬めの前後タイヤをチョイスしタイムアタック。
ポール山田から1.2秒遅れの2'01.706で5番手。レース1は2列目からのスタートとなった。

公式予選1回目

GP3第1レースは正午スタート。
2列目からまずまずの飛び出しで1コーナーへ進入。一周目は8番手。3周目に7位、タイヤの機能し始めた4周目には6位に上がる。
トップ争いの集団の後ろに付け更なるペースアップを図るが、なかなか追いつけない。この決勝ではマシンが走っておらず他車に加速で離されるだけでなく、序盤からギアがスムーズに入らないトラブルを抱えてしまっていた。


トップ集団には離されていく間に後続に追い付かれる事になり、若手の関野と作本、唯一KTMを駆る古市との4台のバトルとなる。
普段走らない若手相手に、抜かれたらすぐさま抜き返す走りで、最終的にはグループトップの6位でチェッカー。

レース1が終了したのも束の間、数時間後には日曜日の決勝2に向けた予選2が始まる。
エンジンの力不足、シフターに影響を及ぼしているトラブルの原因を
つきとめなければならない。

公式予選1回目

ECUのマッピングの変更等行い、予選2へ出走。
しかしマシンの不調は深刻でラップタイムもなかなか上がって行かない。1回目の予選、決勝1のベストタイムに大きく及ばず、トップから2秒2落ちの2'02.430で何と13番手に沈むという残念な結果に終わった。


公式予選2回目
後方からの追い上げに備え、レース用のタイヤのチェックを行いながら異なるマップ仕様をテスト。
ただマシンの状態は全く改善されず。2'03.919と26番手でウォームアップを終了。

☆決勝レース☆ 14周  路面コンディション ドライ 

5列目からのスタートは昨年もあったことではあるが、今回は事態はさらに深刻である。
ウォームアップの結果からマップの変更により改善が見られるか?
良いスタートを決め、出来るだけ早い段階から混戦を避け上位グループでレースを進めたいところだ。

11時J-GP3のレースがスタート。
まずまずのスタートを決めたものの1周目14番手2周目15番手。4周目には18番手へ。やはり加速で遅れシフトのトラブルも出ており、更に走るごとに状態は悪化している。前のライダーのトラブル転倒などもあって最終的に14位でゴールとなった。


まさに目も当てられない結果。次戦には優勝争いに戻れるよう原因解決に総力を挙る必要がある。
次戦は6月28・29日スポーツランドSUGOでの開催となる!

徳留真紀のコメント

応援ご協力して頂いている皆様に申し訳なく思います。
ウィークの走り出しはまずまずで自分自身も期待していましたが、マシンの状態は走るごとに悪くなり改善することが出来ず、残念な結果です。
ランキングは辛うじて6位にはつけていますので、次戦から諦めず巻き返して行きます。
引き続き応援宜しくお願い致します。