2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿国際サーキット ハイライト

2024年シーズンを締めくくる
全日本最終戦は鈴鹿サーキットで開催。

前戦岡山終了時点でシリーズランキングは6位。
徳留は今シーズン一杯で全日本フル参戦活動の終了を公表。
ホームコースの鈴鹿で良い走りをしたいところ。

岡山レース後に再び右膝の調子を崩すが、マシンの確認テストのためにスポーツ走行を走った。
例年の通り、最終戦は事前テストが無い代わりに1日早い木曜日から走行が始まる。

2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿国際サーキット

初日は午前中に2'20"7で4番手スタート。午後にはショートホイールベースをテストするが、
乗り味が悪化してしまいタイムアップならず。
2日目には元に戻し2分19秒808までタイムを上げ4番手。仕様違いのトップブリッジも試すが、印象は良くない。岡山戦後に仕様違いのリンケージを使用しており、それに合わせたセッティングを進めている。
トップ2台が17秒台と抜けている為、予選では少しでもその差を詰めたいところ。

2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿サーキット

8時50分から30分間の公式予選。 天気は曇り空で気温、路面温度共に20℃と低め。

2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿国際サーキット 公式予選

トップブリッジを従来の物に戻し、又、一速のピックアップを向上させる為トランスミッションの組み合わせを変更しコースイン。序盤から積極的にペースを上げる。

2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿国際サーキット 公式予選

予選終盤。徳留は更にタイムを上げるべく鈴鹿を攻める。要所で区間タイムを詰めるが一周にかけてまとめられず、ほぼ同タイムの2分19秒1で連続の周回。タイムアップはならず4番手で予選終了。

2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿国際サーキット 公式予選

区間ベストを繋げると18秒半ば。
明日は更にアベレージタイムを上げたいところ。

2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿国際サーキット 公式予選

最終戦の決勝は2列目アウトサイドからのスタートとなる。

2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦 鈴鹿国際サーキット 公式予選
2024 MFJ 全日本ロードレース選手権 最終戦鈴鹿国際サーキット

8時15分からのウォームアップ走行。
予選からセッティングの変更はせずコースイン。コンディションに大きな違いはないが、スプーンカーブに向かう右高速での不安定な挙動が出ている。ほぼ単独での周回を重ね19秒台で走行を終えた。

2024年の最終戦! 徳留にとっては30年間のフル参戦活動に一区切りのレースとなる。 レースウィークは安定した天候が続き、決勝日も秋晴れとなった。 2列目4番手グランドスタンド側のグリッドに着く徳留。

10時30分J-GP3のレースがスタート。 徳留は今回も好スタートを決め、高杉、尾野に続き1コーナーへ3番手で進入。尾野とチャンピオン争いを繰り広げる若松にニッポーコーナー(旧ダンロップコーナー)で交わされ4番手。そのまま一周目を4位通過。2周目にバックストレートで岡崎にパスされ5番手。後方から追い上げて来た木内と、同じくマルマエサポートの大田を交えた抜きつ抜かれつのレース展開となる。

3台のトップ争いを追う木内と岡崎に徐々に差を広げられ、中盤からは大田との6番手争いとなる。コーナー毎に順位を入れ替え、バトルは白熱したものに。後方からはじわじわと武中が接近して来る。レースは残り2周。徳留は大田の前に立つと、2台を引き離す走り。最終シケインでチャージして来る大田を抑え6番手で最終戦のチェッカーを受ける。

チャンピオン争いの若松が最終シケインでアタックに失敗。尾野に続き2番手チェッカーを受けるが、ショートカットのペナルティでタイム加算となり、2位以降が繰り上げとなり徳留は5位となった。 フル参戦最後のシーズンはランキングは6位となった。

表彰台に届かず悔しいです。

レイ(若松)が抜いて行った後は全力で走りましたが、トップ争いに食らい付けませんでした。セカンド争いも速かった。もっと上げられなかったか?とレース後にはいつも思いますが、実際は頑張ってたと思います。

レース大半は力を付けて来ている同マルマエのハヤブー(大田隼人)との争い。若手の元気の良い走りは後ろで見ていて楽しいです。もちろん経験を活かし前でゴール出来ました。

チェッカー後は、観戦してくれたお客さんやオフィシャルさん達の応援に応え、何時もよりゆっくり目に手を振り一周しました。

頑張ってくれたチームの皆に感謝です。

今年は先野メカの頑張りのお陰でストレートが伸びるようになりました。安岡メカも頑張ってくれました。レースがハイペースになりセッティングが追いつきませんでしたが、まとまりを活かせて最後まで戦えました。

黒川さんとメカ志望の同郷18歳ぶんちゃん、そしてうちの奥さま。支えてくれてホントに助かりました。今回がフル参戦最後ということを聞き、スポンサー様や仲間達が駆けつけてくれました。嬉しかったです。

マルマエ様始め、沢山のスポンサーの皆様、ご協力していただいている皆様。 どうもありがとうございました。

そしてサーキットでの応援、YouTubeでの応援ありがとうございました。
皆さんの応援が力になりました。

シーズンが終わったばかりですが、早々に膝の手術を行う予定です。20年前の怪我以降だましだましで走ってきましたが、少しでも早く良い状態に戻したいと思います。

全日本フル参戦は最後となりましたが、状況を見てスポットでの参戦もしたいですし、経験を活かし若手や頑張る方々のサポートも継続していきます。

今後とも宜しくお願いいたします。